表現、世に出るまでは商業主義に触れない
高林さん
高低差の「高」、幻海師匠の若い頃の声を担当されている林原めぐみさんの「林」。経て、高林さん。この支離滅裂、乱痴気騒ぎでおませにお筆が進むほどの最高のライブでした。
昨日はEARに高林さんをお呼びしました。ほんまにいいライブ。普通にファンや。
そうそう、厳しい漢字、専門用語を使うことはある種のトリックであり見せ方であるわけです。すごく言葉に失礼な言い方をすると、恐ろしいことであり、言われてみれば当たり前に「印象操作の道具」としても使えます。
僕の感想として、その対極にいるのが高林さん。
見せ方という裏技を使わずにそのままで、これだけの!!!!
生きていれば、自分には「敵わないし、多分目指しても叶わない」と思う方がいるのですが(無い物ねだりな人間はそこを羨ましく思ったり)、高林さんはまさにです。
耳で聞いて書いているので、もしかたら、違うかもですが、ちょいと歌詞を書き出させていただきました。
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口はあるのに 耳はなくて
紙とペンはあるのに 光はなくて
それでもうまく やらなくちゃと
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部屋の中に 打たれたタマ
鉛のタマは二人のもの
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むむぅ。心底いいと思ったものを広めたいという、
ある意味、自分勝手な欲求が湧いてくるぅ。
アルバムのジャケット
話は一転(?)、自分のアルバムのジャケットの仮データを送ってもらいました。浅草を拠点に活動されているオオシロムネユミさんにお願いしました。
(28歳の時に受けていたインタビューを発見!今の自分と同い歳の時)
わしもしゃかりき頑張ろう。
誠に自分語りになってしまうのですが、気がつけば音楽を10年くらいやって、なんか、ほんまに胸張って作品を発表していけるなあとなったのは最近で、技術的な面でも、名前をあげるという面でも、あまり、近道をするような人生ではなかったらしいけど、その分、得れたものもあると思っています。
このアルバムは自分にとって人生の節目。そのジャケットをオオシロムネユミさんに描いていただいて、光栄。表現や創作に携わっていて、よかった。
人間の根源的なことに触れて創作をしている人と出会えて嬉しく。
表現、世に出るまでは商業主義に触れない。