2021・10・16
日記
さっちゃんが予防注射だったので、家でりっちゃんとお留守番。思い通りにいかないと、はち切れんばかりに怒る。(憤怒。)”台所で水遊びをしたいしたい”は収まったはずなのに、再発、第2期が到来。コップの水を次々と入れ替える作業にはまっているらしい。
「外に出せ」という合図を何度も送られる。家の前に出る。ガス会社が変わるということで、家の前ではガスメーターと LPG ボンベの取り換え工事が行われていた。
「このメーターってどう読むんですか?」
「この白い四角の線で囲まれている部分が小数点です」
「そうなんですね。単位はm3、立方メートルなんですね」
その後、家に戻りシャワーを浴びてみた。
「お湯が出ない、冷たっ!…あっ、工事中だった」という一連の虚無。
夕方、りっちゃんをお風呂に入れようとすると、暗澹たる人生に追い打ちをかけんばかりにお湯が出ない。ガス会社に問い合わせると「給湯器の電源コードを刺し直すか、ブレーカーを落としあげするかして下さい」との返答。人生で初めてブレーカーを自らで落とす。(問題解決)
昼は、11月3日のライブの仕込みをしていた。SP404-SX をいじくっていると「最後に選択したパッド以外にエフェクトをかけたい」「パッドごとに音量を変えたい」というオーダーが心のひだに入り込む。明日からも引き続き、いじくる。
あとは『反福祉論』を少しだけ読んだ。共助の例として、空港近くの不法占拠地域、東日本大震災から再建した際の漁業関係者、ドヤ街にある教会が挙げられていた。
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物語の描写をどのように捉えているのか。
文字だけしか情報が与えられていない場合は、文章に沿って頭の中で状況を確認する。
描写に合わせて、状況を更新していく。その状況は鮮明にみえるものではなくて、曖昧。文字を視覚的な情報として一度、置換する。置換しないと、物語を無視して文体から感受性を引っ張ろうとする。
創る側において。物語をつくるとは上記の状況を逆算する。
状況を構成するための要素を用意して、配置する。その配置のバランスに作家の個性が宿るのか、知らない。"状況を構成する"と限定的にしている時点で、ある個人の全てからそぎ落とされている。つまり、物語(構成)を考えずに作った方が、深い川で泳げるのかもしれない。
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創作の基本、組み合わせの妙。仮説を複合しているということを意識に落とし込まなければならない。その能力が高いと土壇場に強い。点と点が線に、円・面、それらになるということ。凡人は興奮がなければ0に立てない。0に立つとは、説明的であることをあきらめること、覚悟。どこかにそれだけを言う場面が必要。