「浅草に円山町」味わい深い街で遊ぼう。
有難う 浅草
今日はシトシトと雨模様。
「もっと、浅草周辺を開拓したい」「文化の中心だ」「浅草を語らずにお笑いがわかるのか」「朝食いたい浅漬けした胡瓜。そら、浅草だ」そんな声が総合芸術家集団「auly mosquito」から出ているとか、特に出ていないとか。
人畜無害な人なんて此の世に居ないのだとも。お土産屋さんが大手を振るい、悪しき風習もなんのその。浅草の伝統が下町を包み込む。「てやんでぃ、てやんでぃ」現場に行かずして吉原遊郭と如何様に戯れようか。
全国津々浦々、結局音楽とウィスキーを嗜むのみ。あの土地もこの土地もへったくれもねぇ。おかわりを、おかわりを。心地いいお酒が「もう美容師も出来ないね 変な男とキミが遊んだせいで」という一節を頭に浮かばせる。
それが終われば、渋谷円山町。
生まれし前の遥か彼方、宿場町を刮目せよ。口八丁も店番を任されりゃてんやわんや。
文明に沿って歩く毎日。人工知能との共存、店の主人もスクリプト。そんな最中、「今夜の店員さん、故障しているのかい?」と。「左様でござります。ご心配に預かりまして失敬、失敬」
十二月二日、わたし、店番、頑張ります。