日記

ある日、おじいちゃんに「客観性に収斂せよ」と説かれ、言葉の存在意義を考え始める。言葉の持つ諧謔性・残忍性・恣意性に導かれる。 - 総合芸術家集団「auly mosquito」 代表 http://auly-mosquito.com ・HomePage http://so-sasatani.com

2016-10-26から1日間の記事一覧

『地下の砂漠』 1000文字小説

「足を進める以外に選択の余地はない」 砂漠にいる旅人は、闊歩しようとするが砂に足元を掬われる。 蜃気楼さえ見えないその場所では、ラクダもうなだれ首を曲げる。 その時、どこからともなく砂嵐がやってくる。 砂嵐はぽっかりと丸い穴を作った。大量の砂…