「回廊日記」 2021.03.13
『回廊日記』
ひげ剃りの角度のあやまりによるものか、無駄に勢いをつけたためか、
唇の真ん中の上あたりを切ってしまった。
真ん中の柔らかい部分に傷口を当てる。痛みは全くない。中学3年
絆創膏と中山くんが笹谷の中で結びつく。
「中山くんが肌に張り付いている」
それは言い過ぎである。
あまりにも「余り」の方向に話が進みそうなので、
多くの人間がまず確認するであろう顔にしばらくそいつを貼る。
必然的に「この絆創膏について触れてもいいのか」
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都々逸を聴く間やらも
賽の目は動いている
鬼のいない間
晴天に照らされる中ほどの山
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ちなみに、意識したことを無意識にできなければ習得にはならないと考えているが、まずは意識から始まる。コンプレックスとして意識した時点で、捉われて他に転換するストレス解消法に走るか(これは根本的な解決にはならないのでお勧めできない)、もう一方は習得するか。
そして、聴かれてもいないのに「お勧めできない」と発言する。これは既成事実の作り方である。物事を進めるためのひとつの方法だが、鋭い人には「いやいや、そもそも聞いてないねんけど」と思われる可能性がある。ただ、本人の意図しないところで発生するユーモアには拍手を送りたい。人間味。
何を言いたいのかわからなくなってきているが、宝石はどこに眠っているのか、だれにもわからない。
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・(写真) 昨日、千駄ヶ谷でみた ESSUさんの作品
すごく惹かれた このキャラクターのアラビア語のような眉毛に魅力を