心象記

ある日、おじいちゃんに「客観性に収斂せよ」と説かれ、言葉の存在意義を考え始める。言葉の持つ諧謔性・残忍性・恣意性に導かれる。 - 総合芸術家集団「auly mosquito」 代表 http://auly-mosquito.com ・HomePage http://so-sasatani.com

ゆびを折って数えた

2020/05/27

 

1.現実感を真似るように息を吸い込む

2.距離を測るモノサシのひび割れは、いつまでも修復せずにある

3.われさきに、我さきにと、乾いた喉を満たすため、オアシスの水を飲みにいく

4.老婆が横切る

5.「水はまだ、十分にあるではないか。蜃気楼を有り難がるのはいい。そういう人は見飽きた」と言っている

6.バンザイでもしたかのような上向いた睫毛に錯乱した目を向けられた

7.気がつけばわたしは、指を折っていつまでも数を数えていた

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