希望ある未来を考えるのは、日常のおつまみです。
いつかのメモを見返して
言葉を扱った作品に大きく影響を与える語彙力。文体がぼちぼち変わってきたこの齢。
変革を起こすなら漢字の勉強でもしようか。
そんなことを考えて、ふと携帯に入っているメモを見返していた。多分3年前くらいのものかな。25歳の当時は群馬に住んでいました。ほんの数ヶ月だけど、今も色濃く残る思い出。
その時から読書を始めた。小説をやたら読んだ。
メモにあったのは読んだ本の中のよくわからない単語リストだった。このリストを作って満足してしまったような気がしないでもないです。
硝子戸の中 夏目漱石
馴致じゅんち
木賊とくさ
低徊ていかい
佇立ちょりつ
玲瓏透徹れいろうとうてつ
慰藉いしゃ
大牢たいろう
賞翫しょうがん
払底ふってい
譴責けんせき
寸毫すんごう
箱男 安部公房
ドンゴロス
木戸銭
底意
天幕
橋桁はしげた
糠雨ぬかあめ
漏斗じょう
波頭
クレゾール
非具象
水差し
樋とい
朝凪あさなぎ
モルタル
消炭色けしずみいろ
虎脚
琺瑯ほうろう
無限遠むげんえん
瘢痕はんこん
ステイン
杉板すぎいた
被覆ひふく
氷嚢ひょうよう
落葉松からまつ
漏斗じょうご
銭苔ぜにごけ
灌木かんぼく
跨線橋こせんきょう
今みてもあんまり分からないぞ。
漢検や。漢検。30代の目標できた。漢検を取る。後はやっぱり、ヨーロッパに在住してバイリンガルボーイになりたい。別言語を覚えると思考の幅に変革が起こるのかと期待してしまう。起こらないのかもしれないけど、外国語を今から勉強するのはちょっとあれやからお引越し。
いつか、これをするぞ!というのはなかなか始めないものだけど、そうゆう想像をやるんだか、やらないんだかに希望を持つ。
希望ある未来を考えるのは、日常のおつまみです。