見事な演出力!!圧倒的な魅力がある「IKEA」から学ぼう。
IKEAから総合演出を考える
スウェーデン発祥のIKEA、「どの当たりにスウェーデンらしさを感じればいいのか」と煩悶しながらもいきました。広大すぎる面積もあってか、どれだけ歩けどもレジにたどり着かない。矢印に誘導されながら様々なショウルームを見られる。
矢印に従って進んでいるちょっとぽっちゃりした女の子が「やばい、誘導されている」と言っていたのを小耳に挟みました。夜になった今もなおその言葉が残っている。
イヤホンで音楽を聴きながら、「今ある状況がMV(ミュージックビデオ)なんだ」と思い込む。すると、自転車に乗っているおっちゃんや信号を渡っているお姉さんが神秘的に見えてくる。
そんな遊びを2年に1回ぐらいやっている。IKEAから話が脱線したので戻そう。
IKEAのレストランも人がパンパンで、外にはテラスみたいなのがあった。そのテラスの机は商品でもあった。何かここにIKEAが廃れない理由があると思った。
「IKEAとサイゼリヤと土間土間」は業界内でもかなりのオリジナリティを誇っている。(素人目に、、。)何か、そこにしかない価値のようなものを感じる。IKEAは子どもが遊ぶところもレストランもあり、ファミリー層も見事に取り込んでいる。ショウルームを観覧できるテーマパーク的要素もある。
「テーマパーク的要素」これは何かイベントを打つなど、空間を作る際にとても参考になるのではないか。しかし、そうすると目的からぶれる場合もありそうだ。取り込み方が大事だなと。
一年前ぐらいにプールに入りながら、音楽のライブを見たことがある。
見事にテーマパーク的要素を感ずる。ちょい前にもfacebookとかで「銭湯でやる音楽イベント」を発見した。人気があったと思う。そう考えるとSEKAI NO OWARIさんとかライブがテーマパークそのものじゃないか!!
「ライブや劇を見る」それはただ見るだけではなく、お客様がどんな状況で見るかという視点も大切たるや。綜合演出というやつでしょうか。IKEAの総合演出っぷりには、度肝を冷やされます。
人生は総合演出だ。知恵や経験を総動員だ。