透明でも追い縋る。 日々の擬似的感覚を打ち破るための文語
日々は目まぐるしく周り、昨日いた場所に存在し得ない。
理解の範疇を超えない日々の心はただ寂寞とある。
分岐点を追い掛け、変化に富み明瞭ではなくとも闇雲に行く。
「ペース配分を違えないために、動くのはよそう」との決意はもはや溢れるほど。
中途半端なペースは自分を懲らしめるだけだ。ただ、突き続ける。
血統の天井がかすかによぎった。費やした時間は不可逆的である。外の世界を学び吸収する。外の世界に働きかけられる意志の欠如たるや。
思惑に頑迷し泳ぐ。整頓を基盤にしながら、混沌を産む。
そのための切符が見当たらない。誰も待ってくれはしない。
追い求めているかすら把握できずとも、押し出されたように行く。
認識の海を泳いでいるようで、壮大な海は別にあって矮小的になる。
あなたは何が霞んでいる。私が知りたがっている。
成り立ちを描き、目の前を造っていく。いつまでも揺さぶられ、空想的だと独白し夜を待つ。「おかえり」だけをいつも諳んじる。強欲が満足を肥やし空白をなくす。
嫌悪の先に栄華を見る。得てして、時代は担えるような事象を呼ぶのか。
似たような感じと似たようなペースじゃ地に堕ちるのみ。
把握から継続へ。動こう。内面、実体験。