人間皮袋
2020/06/23
今日、肩が発火するのかと思うぐらい熱かったので、マッサージにいった。ほっそりとしたおじさんで「ツボを押すのも微妙な角度で変わるんですよ」と達人感のある発言をしていた。その言葉通り、筋やらツボやらを的確に押してくれた。
マッサージ師は皮膚は境目がないことの喩えとして「人間皮袋」と言った。人間皮袋の語感にやられて、筋肉の収縮の話やツボとは一体なんなのかという話が頭に入ってこなかった。
マッサージが終わると嘘のように肩が快適である。口角が自然と上がり謎に笑顔の状態が続いた。外からみればさぞ不気味であるが、家に着いて、不機嫌だった3ヶ月の赤ん坊がその顔をみて、笑った。
写真はマッサージ後の風景。