心象記 -異花受粉-

ある日、おじいちゃんに「客観性に収斂せよ」と説かれ、言葉の存在意義を考え始める。日々、文字を連ね言葉の持つ諧謔性・残忍性・恣意性に導かれる。結果、物書きとなる。

「逆理」

2019年8月13日

 

精神の動揺はそれまでの世界を瞬時に変貌させる。櫓のように堅固に組み立てられていた精神構造は、瞬く間に崩れ落ちた。指で搦めとる弱者の理論を救いとし、また、それに対して嫌悪感を抱き反抗しようとする。

 

その感情は思念となり、概念の中に生きようとする自らを肯定する。たったそれだけのことを言わんがために、思いと現実が真逆に動く。存在に内包されているためか、身体が移動すれば、同様に心も位置の移動を始める。自らが作った箱の中で、性質として抽出した、人間の場合は人形と見立て存在させる。行き場のない蓄積された感情は早いうちに消すべきだ、世に言う「善」を全うしたいなら。

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