心象記 -異花受粉-

ある日、おじいちゃんに「客観性に収斂せよ」と説かれ、言葉の存在意義を考え始める。日々、文字を連ね言葉の持つ諧謔性・残忍性・恣意性に導かれる。結果、物書きとなる。

注連縄

注連縄

 

いつからそこに ぞんざいに扱われた境界

あなたとわたしを分け隔てるもの 例えば明と暗

関係を築き浮き彫りにする 躁に踊らされ鬱に苛まれ

首の長い麒麟は 葉を悠々と食べる

  

その領域に手を伸ばし掴もうとする 曲線の言語化

遠くからの叫び声のように 柔らかい心に触れる

円柱の周囲をいくら回れど 再帰的であり同じ夢の中

明朗で陽気な人々と煙を燻らし 精神の昂りを感じた

 

暮らしは余計に時計を重んじ 知らぬ扉をこじ開ける

心の根は唄になり  境目はやがて溶けてなくなる

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