2019-02-18 プラナリア 心象記 201901-202009 プラナリア 乱雑に投げつけられた幻想に縋り我が身と周囲を構築していく積み上げられたブロックは微動だにせずその場にある いつからか錆びつき サナダムシの悔恨幻となる今現在の風景 荒唐無稽な扁形の言葉幻想を信仰へと変貌させる獲物を捕らえる豹の如き 六月の雨や七月の晴れ月の満ち欠けに愛をもちかけ 古びた青味の時計じかけ 光が巡り 原体験は浮かぶ心象は挽き続け鎮まり淵まで 収まりゆく趣き辿り着く仄かにかおり先見の明に満ちて心は奥床しく隣に