心象記 -異花受粉-

ある日、おじいちゃんに「客観性に収斂せよ」と説かれ、言葉の存在意義を考え始める。日々、文字を連ね言葉の持つ諧謔性・残忍性・恣意性に導かれる。結果、物書きとなる。

決して裁くな、赦せ

赦し得ぬ

 

燦然と輝くあなた。変化し蠢いているのに、鉄塔のように動じず瞬きもせず。安心して眠ろうと、薄く仄かに香る、いつもの匂いに帰る。線は実物として存在せず、私は概念の中で分断されている。慌てふためきや純心がいつの間に争いに結びつき、参加を表明せずとも加わっている。

 

描いた理想郷には百花繚乱のごとく才ある人物が在る。その一方で、ここには門外漢が跋扈している、と鼻息を荒くする。それは「虚」に基づいた分け隔てであり、妄想だ。乱痴気騒ぎできるほどの勇気もなく、君は現実を消費し、ただ終えていく。

 

憂いを帯びたその性質は結局のところ代え難い。発想の転換、表面を裏返したところで、またオモテ面。突き付けられた事実に憤慨するなど言語道断。

 

真理がただ迫る。「決して裁くな、赦せ」

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