独りぼっちのささじぃ。

ある日、おじいちゃんに「客観性に収斂せよ」と説かれ、言葉の存在意義を考え始める。日々、文字を連ね言葉の持つ諧謔性・残忍性・恣意性に導かれる。結果、物書きとなる。

「疲れてきた後のプラスワンで鼓舞する!」 最近のマッチョ小話。

最近のマッチョ小話

 

そこには、そこはかとなくマッチョな男が勢揃い。

お互いの筋肉を誇示し、疲れてきた後のプラスワンで鼓舞する。恥ずかしいと感じても漏れてしまう吐息はこの場にいる証だ。上昇する体温に滴る汗は必需品。赤面した顔からはいつも本気が溢れでてくる。気後れしていたはずが、気がつけば自らプラスワン。

 

上腕二頭筋やら胸筋やらに大きな負荷をかける。愛嬌のある観念は是正されていく。一日がふたつに分断される瞬間に出会い、嘆きは内側からやってくる心地のいい疲労に頬張られる。ベルトコンベアの如く動くランニングマシンと対峙する時、少しでも気をぬくとすってんころりんとしてしまう。目の前にはプラスの記号が書かれたボタンがある。マシンに体力を奪われているにも関わらず、その記号は挑戦を煽っているかのようだ。そいつを何度か押してやると、動く地面は地鳴りを上げ加速する。

 

地面の加速に合わせ走るも、思わず息が上がりそうになる。待ち合わせ10分前に目的の場所に到着する営業マンのようにペースを守りひたすら走る。すると、転機は自ずと現れる。横にいる痩せ型でスポーツ刈りの男の人は動く地面に傾斜を足して走っている。バタバタと足音を立てることもなく、静けさを知る忍者のように、いつまでもそこに佇む淑女のように存在する。

 

ストイックは静謐を呼び出し、周囲に驚愕を与えるようだ。ランニングマシンから離脱し、名前も知らないマシンに乗り込む。重さを調節し数十回も行うと筋肉は充足する。全てを終え食事にありつく時間は他にない。脚色の不必要性を教示してくれる。時が経過すれば、微睡みが安楽とともに向うからやってくる。幾分のサティスファクション。

 

そう、ジムに通い始めました\(^-^ )

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