好きなものに素直になるのが人間よろしゅうございますね。
好きなものに素直に
絵画、スポーツ、音楽、文壇、芸能、料理、政治、経済。
どういう括りでどう分ければいいのか分からないが、よく知らない業界は沢山ある。ほとんどの業界と関わりのないままに人生を終えていく。
何でも知ろうとすると身を滅ぼすというのも大きく納得。
情報としての産業、エピソードの珍味、興味は多岐に渡るわけです。興味を持つきっかけの9割は「本」です。
本は知らないことをまとめて教えてくれます。好奇心をそそられずにはいられません。「これ、読むぞ」という本が積もりつもっている。でも、また興味をそそる本を購入する。
新しいものを知ったとき、触れたときの喜びは何にも代えがたい。
しらない世界としっている世界の往来が、あわよくば創造を鋭くさせるはずだ。
逆にそれがないと味気ない。刺激の探し方は人それぞれ。好きなものに素直になるのが人間よろしゅうございます。
日本の伝統的なものは政府から規制を受けていたけど、外国に魅せるために保護をする。時代に合わせるために外国のものを取り入れる。文明開化以降に生まれたから、あまり文化の輸出などは意識をしない。
それが「当たり前」として、時を刻んでいる。影響を受ける、取り入れる、それを柔軟に行えるのは素晴らしいことだと考えます。
そんなことを考えていると、こんな本と出会いました。
「名言名句集 日本編」
適当にめくってみると、「人間は何でも娑婆っ気がなくなったら仕舞だ」との名言が出ました。現世に執着してなんぼということか。成る程ぅ。
貫徹しつつ迎合する。この微妙なラインをずっと揺れていこう。
まあ、そんなこんなでゴールデンウィークが終わったわけですが、終わってみると早いものです。
特別に過ごさなくとも、悪くはないものですね。
繰り返しになりますが、好きなものに素直になるのが人間よろしゅうございますね。