「始まる原因不明の熱病 やる気の欠乏」 雨が降ればLibro『雨降りの月曜』を思い出す。
雨に思いを巡らせる
11月11日はめちゃめちゃ雨、降っています。(朝9時現在)
横殴りの雨、傘の守備範囲を軽々しく超越します。
蒸発した水蒸気が天に昇り、気温の低い上空で水や氷の粒に化けます。
その水や氷の粒がくっつきあうと重さに耐えられなくなり、誰かにとっての天の恵みへとなるそうです。
雨の降り方って、ちょっとロマンチックですね。
水の粒と氷の粒がくっつくってところが( ^ ^ )/
寒さと雨と暖かい飲み物、Bron-KさんのCDでノスタルジーに浸れる。
僕は厨二病型、万年モラトリアム野郎です。
雨降りの月曜
思い出はいつの日も雨ではありませんが、雨といえば「雨降りの月曜」しかでてきません。(今日はとてつもなく金曜日です)
これはラッパーのLibroさんの曲なのですが、名曲も名曲です。
トラックに絡みつくようなフロウ、曲に吸い込まれそうになる。
憂鬱な地上にぽっと芽が出た。みたいな。
出典 YouTube
“働く意識を見失い疑問 自問自答繰り返す生きもん
しぼんでく勇気は夕日の中 一日と呼ばれる周期をただ”
少し歌詞を引用したのですが、「一日と呼ばれる周期をただ」このせつなさに尾を引く感じがたまりません。
この曲はヒップホップのサンプリング(既存の曲の一部をサンプラーに取り込んで、新たな楽曲を作る手法)で作られているのですが、tenorio jrさんというブラジルのピアニストの「nebulosa」という曲だそうです。
出典 YouTube
誰にも知られていなかった名曲に再び光を。
音楽が海を渡り時を超え、ブラジルから日本の埼玉県の私の心をさす。
そういった風にストーリーを知れる面でもサンプリングは素晴らしい手法だと思います。
価値の再構築。
自分たちにとっては当たり前で、価値のあるものと気づいていなかった。
しかし、それは外から見ればお宝だった。なんか構造が地方創生の感じに似ている。ほぇ〜。
さあ、一生をかけて終わりのない音楽の旅へと出かけよう。