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独りぼっちのささじぃ。

ある日、おじいちゃんに「客観性に収斂せよ」と説かれ、言葉の存在意義を考え始める。日々、文字を連ね言葉の持つ諧謔性・残忍性・恣意性に導かれる。結果、物書きとなる。

「空想は時間とともに現実へと近づく」 筒井康隆さんの『アフリカの爆弾』を読んで

日常的な世界にSF的な発想を一つ入れるだけで、話がこれだけ膨らむのかと。日常に対していい意味で乖離していなくて、それでいて、また、何か興味深いアニメを発見した時のような、素敵さがありました。

「解釈と創作は別物だ!」  レンブラントの本を読んで

レンブラントさんは16世紀末から17世紀初頭にかけて誕生した美術の様式であるバロック期に活躍した画家だ。「光と影の明暗を明確にする技法」で有名ですね。

「道は常に無名なり」 玄侑宗久の著書を読んで

「笹谷さんって趣味は何なんですか?」「哲学です」

「認識の仕方を知るだけでセンスが磨かれる!?」 科学の方法を読んで

上記のような認識の仕方を知っていると(根源的なところ、最小単位から探ると)、より物事の本質に迫れる捉え方ができるのではないか」ということです。そういった認識の仕方を知ることで感知する能力が上がる。(感知する能力は知っているか知らないかに影…

「ひたすら旅行に行きたくなる」  井伏鱒二の『文人の流儀』を読んで

ヤマメは餌が不自然な流れかたをすると、すぐに不審を抱いて下流へ行って様子を見守っている。 動作は実に敏捷だが、気分的には非常に懐疑的であると共に妥協を許さない。

憲法は近所のおっさんみたいなものだ。 『「日本国憲法」を読み直す』を読んで

知らないことを恥じず、合っている合っていないではなく、市民がもっと話していてもいいのではないかと。その国、その国でルールがあり、憲法から国の形を読み解くというのも視野を広げてくれるのではないかと。

「あの時代へタイムスリップできる随筆」 川端康成の『一草一花』を読んで・・

昔の小説をただただ読むだけでは感じられないその時代の空気。それをひたすら吸い込めるという点が何よりも興味深かった。

少しの儚さとどこか丸みのある描写 川端康成の「古都」を読んで・・

小説『古都』の雑感 川端康成先生の小説「古都」を読みました。 「一見、平明な文体に見えるが、何だかめちゃめちゃ尖ってる」という僕の中の川端さん観が少し変わりました。 控えめな描写と古き良きな感じを組み合わせた、心地のいい小説でした。 古都は京…

『宗教や観念は生活に必要な便利なツール!?』遠藤周作の「海と毒薬」を読んで・・

医者にとっての「死」の感覚とは・・ 何人もの死を間近で見てきた医者。いい悪いではなく、人間である限り確実に「慣れ」が生じます。そんな医者にとって、「死」の感覚はどう変容していくのか。 慣れたはずの「死」、しかし、そこまでにたどり着くプロセス…

「何かを伝える人は素材と化さなければならない」 三島由紀夫の『禁色』を読んで・・

今日は、びっくりするぐらい個人的な思考に走ります。 嫌いにならないでください(*_*)・・。 三島由紀夫「禁色」を読んで・・ 美しすぎる男色家の魅力に「あれよ、あれよ」と吸い込まれる人々、青春の悔恨を取り戻すかのように、美しいその青年を操ろうとす…