日記

ある日、おじいちゃんに「客観性に収斂せよ」と説かれ、言葉の存在意義を考え始める。言葉の持つ諧謔性・残忍性・恣意性に導かれる。 - 総合芸術家集団「auly mosquito」 代表 http://auly-mosquito.com ・HomePage http://so-sasatani.com

「神楽坂へ芸術を拝みに」 ギターの達人・親菜瓜男先生とともに

 親菜瓜男先生とともに

 

先週の日曜日のお昼、神楽坂へとお出かけをしました。

親菜瓜男先生から「美術の大学院生の個展を観に行かないか」とのお誘いがありました。

 

(瓜男先生はギターの人です!)

www.youtube.com

 

朝の用事と夜の用事があり、その間に家へと帰るかどうか迷っていた私にとっては、とてもありがたいお話でした(´Д` )!! 

二つ返事も二つ返事です。「行きますっ!!」と心の中で大声を張り上げて行きました。たどり着くまでの道は思い出せませんが、何回か曲がったという確信はあります。

 

寒空の下、激烈ギター職人の親菜瓜男先生と人生について語り合いながら向かいました。迷っていたのか、迷っていないのか。わからずとも、無事に到着です。

 

芸術作品とアルコール

 

(鉄の作品と木の作品がある!!)

美術作品を見て最初に浮かんだ感想はそれでした。なんと情けない・・。

そんな想いを胸に秘めている時、、

 

瓜男先生はピラミッドをばっちり鑑賞していました。

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作品を見る顔が渋すぎる。笑

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初めてこういった個展なるものに行きましたが、白ワインやオリーブオイルなどおしゃれな飲食もありとても楽しませていただきました。

ワインを飲んでほろ酔いになりながら、作品を見るというのは楽園です。

酒を飲んで芸術作品を見る行為、冒涜っぽさは拭えませんが超楽しかった(´Д` )。。

 

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作品はどういった風に出来上がっているのかなど、お話を聞くとまた見え方が変わってきます。そんな思想が込められているのかと。

聞いたことのない単語(例えば空間把握能力!!)や色をつけることへの怖さ、平らなものを丸くする快感など、、美術に日々没頭される方は「さすが」のオンパレードです。 

 

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美大に入りたかった感も拭えませんが、まあ、それは置いとき、ファッションだけは「美大出身っぽい」と言われるように頑張ろうと思っています。

変わっているけど踏み外してない感を大切に着飾っていこうと。

 

作品を見た刺激があらぬ方向に進んでいる感はあります。(´Д` )!

(それはさておき)この写真は飾られていた絵なのですが、なんと美しい。

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作品に見惚れ私が感心している横で、、

 

 

瓜男先生は、すでに芸術作品の一つになっていました。

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『ただ1日の牡蠣奮闘記』 ウィルスを経て。

牡蠣奮闘記

 

ええ、当たりました。

それは確か8年前と記憶しております。その時、「牡蠣はもう絶対に食さない」と覚悟を決めました。しかし、気づけば牡蠣をバクバク食していました。特に当たることもなく、平穏無事な日々が流れていました。

つい先日も「口の中で神様が踊る」と思いながら、いつもどおり美味しく牡蠣さんをいただいていました。

 

ええ、当たりました。

ウィルスの潜伏期間でまだ身体に症状が出ていない時、何も知らずに唐揚げ弁当を食べました。この時、すでに嘔吐へのカウントダウンは始まっていました。未来では地獄の鐘が鳴っていましたが、私は何食わぬ顔で過ごしていました。

突如、身体に異変です。

「ああ、大変だ、大変だ」そう呟きながら雪隠に駆け込む私。

頭痛と吐き気・・最初、2日酔いかとも考えました。何度も雪隠へと駆け込む自分を見て「何かがおかしい」と感じ取りました。

  

ええ、当たりました。

出先だったため、帰りの電車は辛すぎました。

頭を上げることもできずに、ずっと下を向いて過ごしていました。

下を向いて屈むその姿はとても情けなかったように思いますが、気にする余裕さえありませんでした。

 

体力はどんどんと消耗され、途中の駅で何度も降りていました。

 

何とか家へ着いた私はすぐに布団を敷き眠りにつきます。

腹痛が襲い眠れないながらも横たわります。横たわるその姿は、さながら置物だったはずです。

 

あくる日、大分と症状は治まっていましたが念のために病院へと行きました。

診断の結果、やはり牡蠣が当たっていたようです。

 

点滴を受けるとさらに体力は回復してきました。ただ、1日の奮闘記です。

考えてみると奮闘ではないのかもしれません。抗う余裕もなく、ただ過ぎる時間に身を任していただけなのですから。

  

現在はすっかりと回復しています。

8年ぶりに牡蠣さんにやられました。それまでは美味しくいただいていたので1勝1敗といったところでしょうか。

 

ええ、ええ、当たりました。

これからも牡蠣さんとの戦いは続きそうです。

 

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 | temaki | Flickr


 

 


 

「お米の化身が舞い降りた」 お米と心の葛藤をご覧ください。

昨日は池袋の地に降り立った。こめだカフェ、ぱんぱんやないか。

ということで別のカフェ「プロント」に行きました。プロントがどうだったのか・・。

 

それでは、読んでください。笹谷創で「お米の化身」

 

お米の化身

 

雑踏の中、人ごみをかきわけ着いた先はプロントだ。

テーブル席だけではなく、カウンターまでも用意されている。

物思いに耽る夜に黄昏を探しにバーへといく感覚でプロントへと入店する。

 

田端のプロント 外観 2014/11/24

 

 

「いらっしゃいませー」という店員の声が僕を襲う。

(美味しいパスタは出来上がっているんだろうな)心の中に浮かんだそのセリフを僕は飲み込む。浮かび上がるたびに飲み込む。

 

メニュー表を眺めているとリゾットに目が行く。

「米もありだな」・・胃の調子、店員のいらっしゃいませのトーン、外の気温、それらを踏まえれば米も悪くない。

だがしかし、ここで米を頼んでは「生粋のお米野郎」と思われる可能性が出てくるっ!!

 

僕はお米という選択肢を捨て、お茶漬け風の和風パスタに走った。他のものには目もくれず一心にメニューのパスタの絵を見続けた。そして、頼んだ。

 

お茶漬けとパスタ、お茶漬けというところが米を連想させる。

こ、こ、これは風雅な心に欠けている・・。「無粋なお米野郎」と思われるのではないか。

 

キリン

 

しかし、すでに頼んでしまった後だ。

しまった。お米の化身を自分の中から取り除いたはずなのに。それは体に染み付いた習慣のようにやってきたのだ。

お米の化身と戦いながら、僕はパスタをズルズルと食べた。

美味しかったが悔しかった。

 

涙が溢れそうになったのはワサビのせいか悔しさのせいか、後になってはわからない話だ。

 

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出典 Flickr

 

謝罪

 

かなりの駄文をひけらかしました(´Д` )

 

それでも炊きたてのお米のようにふっくらと熱々な心を持って生きていきます。(無理矢理、締めた感がすごい)

  

いつか、いつか、いつか、この続きを書きます。

いつか・・。

 

とにもかくにも、ご拝読、ありがとうございました(´Д` )!